第397回「『美しい』態度」
2018.03.30
マナー研修時に、「美人でなければダメ?」との質問を頂きました。経営者の方々からの社員採用に向けての真面目なご質問の1つだったのです。マナー研修を受講し、「美しい方がお客様に良い印象を与えることが出来るのでは?」との感想に達したそうです。
誤解があってはいけませんので、補足説明をしておきます。ここでの「美しさ」とは、「態度」のことです。「お客様を迎える時に、お行儀の良いお辞儀がきちんと出来る」、「つんけんして顔色ひとつ変えない表情よりも、優しい表情でニッコリ出来る」、「優しい表情の中にも、凛とした立ち居振る舞いが備わっており、お客様に敬意を表している、仕事中に相応しい態度」。つまり、「『外見』も『内面』も両立出来て、お相手の心に『美しい』印象を与えることの出来る人材」との意味です。
この度、ご紹介した内容は、容姿についてのお話ではなく、どなた様も努力で解決できる内容です。「美しい姿勢を学ぶ」「好感を与える立ち姿やお辞儀を学ぶ」「お顔の表情も常にお相手の気持ちを配慮出来るトレーニングを行う」などして、職場のみでなく、プライベートな時間にもぜひご活用ください。