【Vol.723】ゼラニウム「ホワイトtoローズ」
2019.11.01
科名/フウロソウ科
《特徴》
ゼラニウムはヨーロッパのベランダを彩る鉢花として人気が高まり、日本でもすっかりおなじみの非耐寒性常緑多年草です。近年でもさまざまな品種が開発されています。「ホワイトtoローズ」と名付けられたこの新品種は、開花初日は純白の花ですが、翌日から徐々に色づきはじめ、日がたつと美しいローズ色に変化する珍しい特性を持ち、本場ヨーロッパの草花審査会でも金賞を受賞するなど注目を浴びています。
《管理方法》
日当たりと水はけの良い場所を好みます。夏の高温多湿は苦手なので、夏は風通しの良い場所が理想的です。過湿を嫌うため、水は土の表面が乾いてから、たっぷりと与えて下さい。乾燥には強く、乾燥気味に育てた方が株もしまり、花つきも良くなります。日照不足だったり常に湿っていたりすると軟弱に育ち、花つきが極端に悪化します。終わりかけた花は早めに摘み取りましょう。切り戻しは花つきを良くするのと、徒長を抑えるのに効果的です。真夏になる前に思い切って1つの枝に元気な葉を2枚程度残して切り戻すと、秋には元気に花を咲かせてくれます。肥料はリン酸の多い緩効性肥料か液肥を与えて下さい。