【Vol.691】ローダンセマム「リルピンク」
2019.03.08
科名/キク科
原産/スペイン・北アフリカ
《特徴》
この時期でも寒さをものともせずに咲く冬春の花ローダンセマム。その中でも花色が色あせないという特徴を持っているのが、この「リルピンク」です。花は大輪で冬場から6月まで咲き続け、マーガレットのような可愛らしい花と、繊細な切れ込みの入った銀色の葉が可愛らしく、枝もよく茂るのでこんもりとした株姿も楽しめます。多湿を避けて夏越しをさせれば毎年花が咲く多年草です。
《管理方法》
本来、ローダンセマムは岩が多い山などに自生しているので、水はけと日当たりのよい場所に植えつけましょう。鉢植えでも庭植えでも育てることができます。鉢植えの場合は、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えましょう。地植えの場合は、よほど乾燥しない限りはあまり気にしなくても大丈夫なようです。育てていると株が大きくなってくるので、風通しが悪くならないように初めから株間を空けて植えると夏越しが成功する確率を上げることができます。また、枯れた花をこまめに摘み取ることで株自体を長持ちさせ、新しい花が咲きやすくなるようにすることができます。夏越しをさせたい場合は、暑さと多湿が苦手なので直射日光を避け、風通しのよいところに植えるといいでしょう。