山口県のフリーペーパー「地域情報新聞 ほっぷ」WEB版

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漢詩に見る折々の人生

書物を焼き穴に埋める

2017.08.18漢詩に見る折々の人生

竹帛煙銷帝業虚 関河空鎖祖竜居 坑灰未冷山東乱 劉項元来不読書   八三七年生まれの章碣(しょうけつ)の「書物を焼き穴に埋める」。   ■読みと解釈 竹帛煙銷帝業虚 竹…続きを読む

野原の池

2017.08.11漢詩に見る折々の人生

侵暁乗涼偶独来 不因魚躍見萍開 巻荷忽被微風触 瀉下清香露一杯   八四四年生まれの韓偓(かんあく)の「野原の池」。   ■読みと解釈 侵暁乗涼偶独来 暁(あかつき)を…続きを読む

静かに口ずさむ

2017.08.04漢詩に見る折々の人生

自従苦学空門法 銷尽平生種種心 唯有詩魔降未得 毎逢風月一間吟   七七二年生まれの白居易(はくきょい)の「静かに口ずさむ」。   ■読みと解釈 自従苦学空門法 空門(…続きを読む

息子に示す

2017.07.28漢詩に見る折々の人生

死去元知万事空 但悲不見九州同 王師北定中原日 家祭無忘告乃翁   一一二五年生まれの陸游(りくゆう)の「息子に示す」。   ■読みと解釈 死去元知万事空 死去すれば元…続きを読む

夜に受降城に上り笛を聞く

2017.07.21漢詩に見る折々の人生

回楽峯前沙似雪 受降城下月如霜 不知何処吹蘆笛 一夜征人尽望郷   七四八年生まれの李益の「夜に受降城(じゅこうじょう)に上り笛を聞く」。受降城は今の内蒙古自治区にあり、異国の降…続きを読む

集霊台

2017.07.14漢詩に見る折々の人生

虢国夫人承主恩 平明騎馬入宮門 卻嫌脂粉汚顔色 淡払蛾眉朝至尊   唐の張詁(ちょうこ、生没年不詳)の「集霊台(しゅうれいだい)」。集霊台は天の神を祭る長生殿のこと。 &nbsp…続きを読む

瑶瑟の怨み

2017.07.07漢詩に見る折々の人生

氷簟銀牀夢不成 碧天如水夜雲軽 雁声遠過瀟湘去 十二楼中月自明   八一二年生まれの温庭筠(おんていいん)の「瑶瑟(ようしつ)の怨み」。瑶瑟は琴。   ■読みと解釈 氷…続きを読む

寒食

2017.06.30漢詩に見る折々の人生

春城無処不飛花 寒食東風御柳斜 日暮漢宮伝蝋燭 軽煙散入五侯家   唐の韓翃(かんこう、生没年不詳)の「寒食(かんしょく)」。   ■読みと解釈 春城無処不飛花 春城(…続きを読む

京に入る使いに逢う

2017.06.23漢詩に見る折々の人生

故園東望路漫漫 双袖龍鐘涙不乾 馬上相逢無紙筆 憑君伝語報平安   七一五年頃生まれの岑参(しんじん)の「京(みやこ)に入る使いに逢う」。京は長安。   ■読みと解釈 …続きを読む

馬嵬坡

2017.06.16漢詩に見る折々の人生

玄宗回馬楊妃死 雲雨雖忘日月新 終是聖明天子事 景陽宮井又何人   八二四年生まれの鄭畋(ていでん)の「馬嵬坡(ばかいは)」。馬嵬坡は陝西省西方の地。   ■読みと解釈…続きを読む