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第430回「景色を保つ」

2018.11.30

Q このコーナーの和食テーブルマナーのお話で、「景色を保つ」との言葉がありましたが、意味がわかりませんでした。詳しく知りたいのでよろしくお願いします。(山口市・Tさん)

 

 

A 「景色を保つ」とは、お皿の上のお料理や、器を「景色」と表現したものです。この表現の仕方は、私のみが使用している表現方法ではなく、マナーやお料理の世界においても使用されています。

 

お料理の場合、美しい盛り付けを汚すことなく食べ終わることを意味します。お魚の皮や骨、甲殻類の殻など、食べることが出来なかった食材をお皿にバラバラに置いたままにせず、お皿の隅に寄せておくなど、お皿の上を綺麗に保つ方法を考えましょう。

 

また、器の向きも「景色」に例えます。器の蓋の向きや模様を、蓋を開けて、もう一度閉じる時に、同じ向きになるようにすることを「景色を保つ」と表現します。

 

会場を使用させて頂いた後に、「元の状態の景色を保つ」もしくは「より一層美しく」との表現も出来ますし、私たちの日常において、「景色を保つ」ことは、多くの場面で考えられる品位の現れの一つです。マナーの基本を日常生活にお役立て下さい。

 

 

河村まどか

ドルチェ・フィニッシングスクール主宰

河村まどか(山口市在住)