山口県のフリーペーパー「地域情報新聞 ほっぷ」WEB版

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第291回「マナーの知識と時代背景」

2016.03.04

 

Q 職場で年齢に差がある方々のお行儀についてとても気に障るのですが、まどか先生も周囲の人々のお行儀が気になる時が多くて気分が落ち着かないことが多いのではないですか?

 

A 和室でのマナーについてスクールの受講者さまと会話をすると、年齢や時代背景の違いを感じることがあります。

例えば、「和室のお部屋に通された時、すぐに座布団にお座りになる行為は避けるようにして下さい。『どうぞ』と座布団のお席をお相手に示されても、そのまま素直に座布団の上に座らないように。そして帰り際も、座布団から下座側に降りてご挨拶をしましょう。下座は床の間から遠い方ですよ」と伝えると、「床の間ってなんですか?」「座れと言われているのに素直に座ったらどうしていけないの?」と矢継ぎ早に質問を受けることがあります。

 

質問をなさった受講様がふざけて笑いをとろうとなさったのではありません。しかし、無理もありません。自宅に和室のない暮らしのお方が増えてきているのでしょうし、時代の変化とともに知識も様々だと感じます。年齢の異なる方々と職場をともにするお方は、マナーの知識の前に、そのような時代背景を念頭におき、接していくことが求められていると私自身感じております。

 

河村まどか

ドルチェ・フィニッシングスクール主宰

河村まどか(山口市在住)