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第255回「ちょっとした会話のコツ」

2015.06.19

お相手に思いやりをもって伝えたはずの言葉が、お相手に別の気持ちの意味だと感じとられては残念です。以下の出来事を例として紹介いたします。

 

個人のお宅に数名のお方が集い、お茶をする機会がありました。訪問先では数名分のケーキを用意して下さっていました。そのケーキは1つずつ全て種類が異なるものでした。皆さんが楽しそうにケーキを選ぼうとしている時に、Aさんは「私、どれでもいいから、一番後でいい」と、ご一緒している皆さんの前で発言しました。しかし、せっかくのAさんの思いやりが、他の意味に伝わると残念ですね。「どれでもいい」と「どれいい」では、ケーキを用意して下さったお方に伝わる思いが異なります。

 

「どれも美味しそうだから、私、最後に選ぶわね。私、ケーキ大好きだから、どれも美味しく頂けるわ。〇〇さんありがとう」。そのような意味で、Aさんはお伝えになったはずなのですが、あまりにも言葉が短すぎてしまうと、お相手に気持ちが伝わらず、全く逆の意味である「ケーキに興味がないからどれでも良い」との意味に聞こえるかもしれません。「分かってくれていて当たり前。長い付き合いなのだから」と思っている家族に対しても、気を付けてみると良いかもしれませんね。

 

 

 

河村まどか

ドルチェ・フィニッシングスクール主宰

河村まどか(山口市在住)