山口県のフリーペーパー「地域情報新聞 ほっぷ」WEB版

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第237回「水引」

2015.02.13

春を迎えるにあたり、さまざまなお立場の転機を受け入れることも多い季節であろうかと思います。この時期、祝儀袋は「結びきり」のものよりも「蝶結び」のものを多くご使用になることでしょう。

 

会社にお勤めの、比較的年齢の若い女性から、祝儀袋・不祝儀袋についての質問を受けることがあります。ご自身でご使用になるための質問ではなく、社内のお立場あるお方に用意を依頼されることがあるためだとのことです。驚くことに、「『蝶結び』の祝儀袋をどのような時に使用すべきかを知らなかった」「いつも『結びきり』を使用していた」との状況を耳にすることが何度もありました。

 

基本的な内容で恐縮ですが、少し説明をさせて頂きます。例えば、何度あっても良いお祝いごとには「蝶結び」の水引を使用します。入学・卒業・受賞・個展・昇進・栄転などです。

 

歴史ある慣習の中には、人々の心を穏やかにすることも多く、見習うべき点が多々あります。しかしながら、もしも間違った方法の人に遭遇しても、その内容を指摘することなく、お相手のお気持ちに感謝することを優先なさるよう願っております。

 

 

河村まどか

ドルチェ・フィニッシングスクール主宰

河村まどか(山口市在住)