【Vol.661】エキナセア「ワイルドベリー」
2018.07.27
科名/キク科
原産/北アメリカ東部
《特徴》
エキナセアという名前は、花の基部が「ハリネズミ」のように尖っていることから、それを表すギリシャ語の「エキノース」に由来すると言われます。元々、北アメリカの草原地帯に自生していた多年草で、根などの高い薬効が注目を浴び、現在では世界各国で栽培されています。
《管理方法》
エキナセアは生命力が非常に強く、特別な手入れはほとんど必要ありません。花が枯れてきたら花茎ごと切ると、次々と花を咲かせることができます。日当たりと排水のよい場所に植えるようにし、土壌には遅効性の肥料を混ぜ込んでおけば、その後はほとんど必要ありません。逆に肥料を与えすぎると、病気にかかりやすい弱い株になってしまいます。数株を植える時は、株の間隔を30cm以上離します。あまり詰めて植えると風通しが悪くなり、上手く育たなくなります。また、6月~9月にかけて収穫することができます。タネを採る場合は、タネが熟したら花茎ごと切り取り、風通しのよい場所に逆さにつるし、花の部分を通気性のある袋で包んでおけば、タネが乾燥して自然に袋の中にたまります。