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【Vol.587】シクノチェス

2017.02.10

IMG_2657!シクノチェス

科名/ラン科

 

《特徴》

メキシコからブラジルにかけて数十種類が分布するランの仲間です。春にバルブ(茎)から新芽を出し、葉は細長く縦に何本も筋が入り、左右交互に葉を出しながら伸びていきます。秋になると茎が肥大して、上部の葉の付け根から花芽を出し、花茎を伸ばして冬から春にかけて花を咲かせます。

花の感触がゴムに似たものもあり、少し変わった洋ランを育てたい方に向いています。冬は落葉してタケノコのような節を持つバルブだけの状態になります。開花時は葉が付いていることもあれば、落葉していることもあります。

「シクノチェス」の名は、ギリシア語で「白鳥」と「首」の2語からなり、細く湾曲した雄しべと雌しべの形に由来します。

 

《管理方法》

寒さに弱く、屋外での冬越しは難しいでしょう。強い直射日光に当たると葉焼けをおこして生育が衰えるので、ある程度の遮光が必要になります。葉が出ている生育期間は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えて下さい。

落葉後の休眠期は水やりを控えて乾燥気味に育てます。春~秋に十分に肥料を与え、丈夫で充実した株にすることが大切です。水やり同様、休眠期には肥料も必要ありません。生育期と休眠期、それぞれに合わせたメリハリをつけた管理をすることが、花付きに大きく影響します。

夏の乾燥時期にはハダニが発生することがあります。見つけ次第、殺ダニ剤を散布して駆除して下さい。ハダニ予防として、水やりの際に葉の表裏を湿らした布でふき取ると良いでしょう。