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【Vol.415】万年青(おもと)

2013.09.20

0920写真 005!万年青(おもと)

科名/ユリ科

 

古代より鶴・亀などと同様に吉兆のシンボルとして用いられてきました。徳川家康が江戸入府の折に、万年の繁栄を祈念して3本のおもとが贈られたといいます。以来、新築・移転の祝いに、おもとを贈る習慣があります。

 

 

《管理方法》

植え替えは1年に1度、時期は春と秋のお彼岸後の1ヶ月ぐらいが最適ですが、厳冬と盛夏以外ならばいつでも大丈夫です。新芽の出る春には、首元の芋の部分が出ないように用土を足して下さい。水やりは、春の成長期には乾かし過ぎないように、梅雨時・真夏には過湿にならないよう、やや乾燥気味に、秋は春より幾分少なめに、冬は成長が停止しているので、控えめに。

 

 

《病害虫対策》

消毒について、最も多く見られるのが「赤星病」で、伝染性が強く、全体に拡がるので、病変部を大きめに切除し、「ダイセン」「ベンレート」等の殺菌剤を散布。また、害虫で目立つのは「カイガラムシ」で、葉の裏や新芽の中に付着して、養分を吸収し繁殖。その分泌物で「すす病」が発病します。また、春先から夏にナメクジ等の食害が見られるので、「アクテリック乳剤」などで早めに駆除しましょう。おもとは多年草植物ですので、肥料を与え過ぎると障害(芋腐れ)が発生します。4月から6月の成長期を主体に、月1回、9月頃涼しくなってからお礼肥を与えて下さい。