【Vol.402】カラミンサ「ネペタ」
2013.06.14
科名/シソ科
原産/地中海沿岸
《特徴》
カラミンサはシソ科のハーブです。小さな白い花が美しく、葉にはミント系の爽やかな香りがあります。日本で流通しているカラミンサの仲間で最も流通量が多いのが、このカラミンサ「ネペタ」です。
《管理方法》
日当たりと水はけの良い所を好みます。1日中、日が当たる所が最適です。半日陰でも生育しますが、やや徒長気味になります。また、葉の香りも若干弱くなります。寒さには強く、暖地では防寒無しでそのまま越冬します。寒冷地では、株元を落ち葉でマルチングして、凍害や霜害から守りましょう。生育環境が合えば、毎年花を楽しむことができます。
土の表面が乾き始めたら、たっぷりと水を与えて下さい。乾燥しすぎると葉が縮れ始め、そのまま枯死することがあります。成長期の水やりには特に気を付けて下さい。冬期はやや乾かし気味でも大丈夫です。肥料は春と秋に1ヶ月に1回、緩効性の肥料を与えるか、1週間に1度、液体肥料を与えて下さい。
《ふやし方》
タネまきと挿し木でふやすことができます。タネまきは地温が上がってくる5月ぐらいに行います。挿し木は6月に行います。茎を2節ごとに切り取り、水に30分浸けてから、植物成長調整剤「ルートン」を切り口に軽くまぶして、市販の挿し木用土に挿します。