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【Vol.364】ヤブラン

2012.09.14

120914_hana2科名/ユリ科

 

日本を含む東アジアに生育する常緑多年草です。その名のとおり、樹木の下などの薄暗い藪(やぶ)に自生しています。光沢のある雰囲気の良い葉を地際から立ち上がるように出します。

生育旺盛で日本の気候に合うため、古くから庭園の下草として利用されてきました。晩夏から中秋にかけては細い花茎を立ち上げて、紫色の小さな花をたくさん付けます。

耐陰性も高く、あまり他の植物が育たないような日陰でも問題なく生育します。強健で使い勝手の良い植物ですが、あちこちに広がって困るという心配がないのも大きな魅力です。庭植え向きですが、鉢植えやプランターなどでも楽しめます。

 

《管理方法》
日陰でもよく耐え、植え場所を選びません。堀や壁などで陰になっているような部分、軒下に面した道路などでも育てることができます。ただ、花を観賞する場合は、暗い日陰では花付きが悪くなるので、ある程度日光の当たる場所で育てましょう。斑入り種の場合は、夏場の直射日光下では葉が焼けることがあるので注意してください。

鉢植えやプランターなどで育てる場合は、年間を通して土の表面が乾いたら水を与えるようにしましょう。肥料は植え付け時に元肥として「フラワーNo.1」などの緩効性のものを与えましょう。

毎年春になる前に前年の葉は株元から切り取り、葉の更新を行います。春になると新しい葉が出てきて、再度美しく綺麗な葉を楽しむことができます。