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【Vol.285】アセビ「バーレーバレンタイン」

2011.02.25

110225_hana3原産地/日本
科名/ツツジ科

 

「アセビ」は東北を除く本州・四国・九州に分布する低木です。漢字で「馬酔木(あせび)」と書くのは有毒成分をもち、馬が食べると神経が麻痺し酔ったような状態になるところから由来し、かつては葉を煮出して殺虫剤としても利用されていたようです。

華やかではありませんが、しっとりとした雰囲気のある花木です。春先の若葉が美しく、春にすずらんのような可憐な花を房状に咲かせます。「バーレーバレンタイン」は、濃いチェリーピンクに緑鮮やかな照葉の品種です。アセビの中では最も赤い花です。

 

《管理方法》
半日陰の肥沃な土の場所を好みます。半日陰でなくても、強い乾燥にさえ気をつければ大丈夫ですが、西日はなるべく当たらないようにします。また、日陰では花つきがよくありません。粘土質の土壌は苦手で酸性の用土を好むので、植える前にピートモスや腐葉土を混ぜ込みましょう。肥料などは土質が良好であれば、特に施す必要はありませんが、化成肥料を2月ごろに根元に少しばらまくとよいでしょう。

アセビは実を付けると株が栄養をとられて消耗し、新芽が伸びにくくなる上、翌年の花付きが悪くなるため、花後はすぐに花穂を付け根から切り取るようにしましょう。放っておいても樹形が自然にまとまり、生長スピードも早くないので、あまり剪定の必要はありません。整枝は花の終わった直後に行います。夏以降に剪定を行うと、翌春の花が見られなくなってしまいますので気をつけましょう。