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【Vol.276】サントリナ

2010.12.17

101217_hana1科名/キク科
原産/地中海沿岸

 

《特徴》
地中海沿岸が原産の植物で、草花のように見えますが、常緑性の低木に分類されます。葉や茎にワタのような細かい毛が付いて草姿がラベンダーに似ているので「コットンラベンダー」という別名があります(実際にはラベンダーとは全く関係ありません)。

サントリナは食用には適さないハーブで、ドライフラワーにしたり、ポプリにして楽しみます。6~9月頃に黄色い球形の花を咲かせて観賞用のハーブとしても適しています。防虫効果に優れており、衣類の害虫駆除などにも利用されます。生のままではなく乾燥させて使います。

 

《育て方》
日当たりと水はけの良い所を好みます。過湿になると根腐れをおこしやすいので水のやりすぎには注意してください。葉が密生して株が蒸れることがありますので、風通しの良い場所で管理して下さい。鉢植えのものも春から秋にかけてはできるだけ屋外で栽培して丈夫な株にしましょう。室内で育てる場合も日当たりの良い窓際で育てましょう。

寒さにはあまり強い方ではありません。鉢植えにしているものは霜や寒風の当たらないベランダに移動させると冬越しもできますが、寒冷地では室内に取り込んだ方が無難です。庭植えにしている場合は株元を腐葉土などで覆って防寒し、強い風が当たるようなら風よけも行います。霜の心配がない暖地なら特に何もしなくても冬越しできます。

次々と花を咲かせるので、枯れてきた花から順に手で摘み取って常に株をキレイにしておきましょう。葉が密に茂って株の中の風通しが悪くなると、蒸れて下の方の葉が枯れ上がってしまうことがあります。混み合った部分の枝や葉を切って風通しを良くしましょう。花の時期に収穫をかねて全体の半分くらいをばっさりと刈り込んでも良いでしょう。植物自体に防虫作用があるので害虫の心配はほとんどありません。