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【Vol.256】スイレン

2010.07.30

100730_hana1科名/スイレン科
原産/熱帯・亜熱帯・温帯

 

《特徴》
スイレンは多年性の水生植物で、世界の熱帯から温帯にかけて約40種類が分布しています。性質上大きく2つに分けることができます。ひとつは主に温帯に自生している種類を元に改良された「温帯性スイレン」と、熱帯原産の種類から改良された「熱帯性スイレン」です。

 

《温帯性スイレン》
花は主に昼咲きで、白、黄、ピンク、赤などの花色があります。花の大きさは小さなもので3cm前後、大きなもので20cmほどになります。花は水面に浮かんで咲きます。

 

《熱帯性スイレン》
寒さに弱く、水温が15℃以下になると著しく弱るか枯れてしまいます。花は昼咲きに加えて夜に咲くものもあります。花色は温帯性に比べて豊富で、青や紫の花を咲かせるものもあります。花茎を水面より上に伸ばして花を咲かせるのが特徴です。花の大きさもやや大きめのものが多いです。

 

《育て方》
日当たりの良い場所を好みます。基本的に水に沈めて栽培しますが、株元までしっかりと日光が当たらないと花付きが悪くなります。生育期には次々と葉がでてきて水面を覆ってしまい、株元への日光が遮断されてしまいます。枯れて腐りかけた葉はこまめに摘み取るようにし、それでも株元まで日光が当たらない場合は適宜、葉を摘み取って水中まで日光が当たるようにしましょう。枯れた葉や花は付け根から取り除きます。

夏場は水温が上昇しますので、涼しい場所に置くか、水を足して水温が上がりすぎないように気を付けます。温帯性スイレンは寒さに強く、水面が凍りつく程度(完全に凍結しなければ)であれば屋外で冬越しできます。熱帯性スイレンは寒さに弱いですので、水が凍りつかいない水温に維持して霜の降りる前に苗を取り込み、温度変化の少ない玄関や物置で水気を切らさないように水を張った状態で管理して下さい。翌春5~6月頃から屋外に出すと良いです。