山口県のフリーペーパー「地域情報新聞 ほっぷ」WEB版

お問い合わせはこちら

【Vol.246】サツマイモ「安納芋(あんのういも)」

2010.05.21

100521_hana2科名/ヒルガオ科

 

安納芋(あんのういも)は、紫芋とともに種子島を代表する甘藷(かんしょ=サツマイモのこと)で、生の状態でも糖度が16度にもなる非常に甘みの強い品種です。収穫直後の新鮮なものよりも、3週間以上熟成させた方が最も糖度が上がり美味しくなります。ゆっくりと加熱することで甘みが倍増して、トロ~リねっとりとした食感を楽しむことができます。

 

《植え方・管理方法》
山口県では5月中旬~6月上旬頃が、サツマイモの植え付け適期です。苗は茎が太めで節数が7節前後の葉色の良いものを選びましょう。

どんな土壌でも育ちますが、芋を大きくするには深くまでよく耕した通気性の良い土壌が必要です。畑に植える場合は、早いうちに畑を耕して風雨にさらし畝(うね)を大きく盛り上げて準備をしておくとよいです。

苗の植え方は斜め植えが良いでしょう。あらかじめ畝に斜めの植え溝を入れておき、葉を傷めないように苗を植え付けます。苗が短かったり畑が乾きすぎている場合は、真横に寝かせる水平植えが有効です。

植え付けすぐは根が付いていないため、こまめに水を与え乾燥させないように注意しましょう。1週間程度で根付くのでその後は水やりを控えましょう。それまで萎れていた葉がピンと元気に張れば根付いたサインです。葉が茂ってきた時期以降、基本的に水やりは不要です。その後は放任でOKですが、新しく伸びたつるから根が出てくるので、時々つるを持ち上げて根付かないようにします。

肥料は葉色や生育状況を見て必要なら与えるようにしましょう。チッ素分の与えすぎは、つるばかりが伸びて芋が育たない「つるぼけ」になりやすいので、専用肥料を適度に与えるなどしましょう。

収穫は10月から11月です。苗を植え付けてから4ヵ月後が収穫の目安です。