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【Vol.245】モッコウバラ

2010.05.13

100514_hana2科名/バラ科
原産地/中国

 

トゲなしで原種系のつるバラです。白花には芳香があるため(黄花にはありません)、漢字で「木香薔薇」と書き、「モッコウバラ」と呼ばれています。花は花径2~3cmくらいの小輪で八重の房咲きです。モッコウバラは一季咲きで、花期は4~5月の春だけです。バラの中では花つきがすばらしく、また、病気にも強く育てやすい点が魅力です。

 

《楽しみ方》
6~7mにも伸びるので、庭植えでアーチに仕立てたり、フェンスに這わせたりと楽しめます。

 

《管理方法》
日のよく当たる所を好みます。庭などに植える場合は排水の良い場所が最適です。新芽が伸びる2月頃、花が終わった5月、そして秋に骨粉、油粕等の有機質肥料を与えます。特に秋の肥料で来年の花芽が充実します。水は土の表面が乾いてきたらたっぷり与えます。

剪定と枝の誘引は冬に行います。基本的に剪定の必要はなく、剪定しなくても勝手にしっかりと育ちます。ただし、勢いよく伸びて樹形が悪くなるのであれば、好みに合わせて切ります。花が終わった後すぐの剪定は、花が咲いた枝を半分くらいに切りつめます。葉の付いていない茎は、葉芽を残して分かれ目から2節目まで切り戻します。12月から1月中は、前年伸びた茎に8~9月に花芽が形成されるため、樹高3m以内ならば剪定不要です。ただし、3年以上の古い枝や細枝、未熟枝などは切り捨て、主に今までに花をつけなかった若い枝を残します。誘引する場合、直立させると花付きが悪くなるので、元気のよい太い枝や新しく出た枝を中心に斜め方向に誘引します。

非常に丈夫ですので、病害虫予防はほとんど必要ありませんが、アブラムシやハダニには注意してください。