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【Vol.200】ここがポイント!夏の草花を上手に楽しむ方法

2009.06.26

a-%e5%9c%92%e8%8a%b8200%e5%9b%9e%e3%83%9e%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%93%e3%83%a9%ef%bc%92いよいよ暑い季節がやってきました。夏の花壇を彩る花たちは、基本的には暑さに強いものばかり。このため、花の世話がおっくうになりがちですが、美しい花を長く楽しむには、それなりの手入れが必要です。そこで今回は、好評連載「花の育て方楽しみ方」200回を記念した拡大版で、吉本花城園さんから、夏場の管理のポイントをうかがってきました。夏のポピュラーな花の写真をおりまぜながら解説します。

 

 

【日中の水やりは要注意】

水やりは早朝か夕方の涼しい時間帯に行ないましょう。早朝たっぷり水をまいても、炎天下では夕方までに表土が乾いてしまいます。乾きすぎて葉がしおれてくるような場合には、日中でも水まきが必要です。その際はたっぷりと水をやることが大切。水の量が少ないと、せっかくの水が土の熱でお湯になり、根が茹で上がったような状態になってしまいます。鉢植えの場合には、鉢の熱も加わるので、特に注意しましょう。

 

 

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夏場は、草木の病気や害虫が増える時期でもあります。病気や害虫が出ると、すぐに花壇全体に広がってしまう恐れがあるので、その予防や早期の処置が必要です。

代表的な病気としては、葉の表面が白く粉をふいたような状態になるウドンコ病があります。また、主な害虫として、アブラムシやハダニ、毛虫などが挙げられるでしょう。これらが発生したら、園芸店で販売されている薬剤を使用します。病気と害虫の両方に効果のある「ベニカXスプレー」、害虫の予防・退治に効果の高い「オルトラン粒剤」などが、汎用性があり一般的です。

また、病害虫は葉の裏から発生する場合が多いので、下からもスプレーを行なうのがポイント。対処法がよく分からない場合は、園芸店でアドバイスを受けて、必要な薬剤を購入しましょう。大事なのは予防。こまめな花壇のチェックは欠かせません。

 

 

【思い切って切り戻し】

気温の上昇に伴い、大きく繁茂してくる草花があります。たったの1株が周囲に広がり、花が咲き乱れる様子は見ていて嬉しいもの。しかし、繁茂し過ぎると、中央部から花付きが悪くなり、古い葉が枯れてきます。こうなってくると見た目も悪いので、切り戻して株を仕立て直しましょう。

切り戻しとは、根元から3分の1程度を残して全体を刈り込むこと。切り戻しの後は、新たに芽を出すための養分が必要ですので、肥料をたっぷりと与えてあげましょう。

なお、梅雨の長雨で株全体が傷んだ場合にも、切り戻しは有効です。

 

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切り戻した直後の「ペチュニア」→

 

 

 

 

 

 

【梅雨対策を万全に】

頑丈な庭木などを除き、一般的な草花にとって長雨はよいものではありません。花や葉が傷んだり、根腐れの原因にもなります。長く雨が続くようなら、鉢を移動して雨を避けましょう。花壇の場合は、株元に水がたまらないように多少土を盛り上げ、排水のための溝を掘るとよいでしょう。また、あらかじめ水はけのよい用土を使うことも大切です。

 

 

【鉢の置き場所に注意】

いくら暑さに強い草花でも、夏の陽ざしの中、コンクリートやアスファルトの上に鉢を置くのはよくありません。照り返しの熱(輻射熱)で、土の温度が上がり、株が弱ってしまいます。

他に場所がなくやむを得ない場合、下にすのこ等を引くとよいでしょう。地面との距離があき、通気性もよくなるため、輻射熱を緩和することができます。

 

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良い置き方→